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お待たせしました!
第6回「福祉から夢を語ろう!」のレポートです。
今回のレポは、いつも受付にいます、八木が担当します★

カフェ全体1

ゲストを務めてくださった浦山亜希さん、本当にありがとうございました!
ご来場のみなさまにもこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。

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新緑のさわやかな香りが漂うH22年4月24日(土)
多数の方々にご来場いただいき、会場“スナゲリー”は今回もゆるゆるとスタートしました♪

何回も足を運んでいただいている方もいらっしゃり、
リベラルアーツカフェが皆さまのなかに定着して来たことが感じられスタッフ一同とても嬉しく思います。
関心をお寄せいただいている皆さまへ、代表宮田をはじめスタッフ一同御礼申し上げます。
そして、今後とも宜しくお願いいたします!

主催者あいさつ★
↑代表より、あいさつの図(笑)


今回のゲストは浦山亜希さん。
浦山さんは、あるときは映画監督、またある時はイベントプロデューサーとして
様々な方面での才能を発揮されてているとってもアクティブな女性です。
昨年度「A`s Corporation」を起業され、人と企業をつなぐトータルプロデューサーとしても活躍されています。

「自分自身の話を聞いていただくというよりも、
 皆さんが色々と経験してきたことを逆に共有して勉強させていただければ…。」

今回のリベラルアーツカフェは、浦山さんのこの一言でスタートしました。

浦山さんはお話上手なんです!


「行動力には自信がある!」という浦山さん。
高校卒業後「映画監督になりたい」という夢を胸に単身アメリカへ。
弱冠18歳の少女が単身渡った異国の地アメリカ。
つたない英語をあやつり、大学にバイトにと奔走する学生時代の浦山さん。
考えただけで応援したくなってしまいます!

異国の地で触れた人と人とがつながり、そして、助け合うことの暖かさ。
そうした中で感じたのは日本と海外の「福祉」の違い。
そこには、福祉を「受ける」だけではない、
障害を持った人たちの自由な生活スタイルがありました。
障害を持った人たちが職をも持ち、自立して生活する風景が、
日本よりもずっと身近にあったのです。

「このことを、自分だけではなく次の世代にも伝えられたら…」
映画について学ぶと共に、このような思いを抱いてアメリカでの滞在を終えられた浦山さんは、
帰国後、新聞記者として活躍される中で、取材を通して多くの企業と出会い心を動かされたのだそうです。
そしてついに昨年度、
アメリカで抱いた気持ちを形にするべく、
障害者の方が自立して生活するためのソーシャルビジネスの展開を志したのでした。

浦山さんのお話



日本におけるソーシャルビジネスの市場規模は2800億円程度だと言われています。
「億」がつくとなんだか大きく思えてしまいますが、
例えばイギリスでは、約5.7兆円、すなわち、57000億円規模とのこと。
日本と比べると雲泥の差ですね。

日本におけるソーシャルビジネスはNPO法人が5~6割を占めているということもあり、
この2800億のほとんどが税金から生まれたものです。
つまり日本では、「ソーシャルビジネスが企業として自立出来ていない」のです。

こういった状況の中、浦山さんが目指すのは
営利企業として成り立つほど、ソーシャルビジネスの市場を充実させること。
社会的起業でもちゃんと自立して利益を生み出したい。
そこで働く障害を持った人たちが意欲を持って働き、
お給料をもらって生活できるような社会を作りたい。
浦山さんの想いは、「A`s Corporation」の企業に向けて形になっていきました。



「…A`s Corporation ってどんな活動をしてるんですか?」

この問いに対して浦山さんの答えは…
「A`s Corporationでは、福祉だけをやっていくことはありません!」

??

どういうことですか??

「A`s Corporation」は、障害を持った人に仕事の場を提供していますが、
その内容は「福祉」に関連しないことが非常に多いのです。
企業からの依頼によるプロモーションなど、幅広い事業を手がけています。

現在では、ソーシャルビジネスの種は、福祉の業界にとどまらず様々な企業に蒔かれ始めています。
とはいっても、ネックになるのは静岡県内で得られる情報の少なさ。
浦山さんは東京の企業とのパイプ(ネットワーク)をつなげていくことで、
全く新しい形でのビジネスを静岡に生み出そうと考えています。

浦山さん:明るく元気なお姉さんです!


仕事柄、中途障害の方と話す機会もあるという浦山さん。
その中で、“外に出なくてもパソコンなどを使って出来ることがあれば仕事の依頼をしてください”
という意見をよく聞くそうです。
浦山さんには、そんな時に実感することがあるそうです。

…その人の持つ障害によって、出来る仕事は違ってくる。
それと同時に、その人の持っている個性を活かせる仕事もきっとある。
自分にとって適切な仕事を見つけることができれば、
障害者の活躍の場はまだまだ生まれるのかもしれない。

…ということであれば。
障害者の方たちに、こちらで企業として仕事を受注し、
配分していく。このことが今後必要となるのではないか。

このコンセプトこそが「A's corporation」そのものなのです。


浦山さんのこの考え方は、福祉素人(?)の私にとっては、
今まで全く考えたことのないようなものでした。
“福祉”というと、介護施設や病院といった医療施設のことを思い描いてしまいがちですが、
その裾野はずっと広がっているんですね。

聞き入り中。


浦山さんは、新聞記者時代に出会った方との対話を通し、
“障害を持つ人々にも楽しんでもらえる「福祉映画祭」の開催”を一つの目標としています。
目指すのは、“視覚障害者、聴覚障害者にも楽しんでもらえるような映画作り”。


「福祉映画祭」って何?
その一つのイメージとして浦山さんが挙げてくださったのが、【ダイアログインザダーク】というイベント。
(このイベント、来場者さんの中にも知ってる人がたくさんいてビックリ!)

参加者たちが光を遮断した空間の中へ8名1組のグループを組んで入り、
暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)のサポートのもと、中を探検し、
様々なシーンを体験するというイベントです。
視覚に障害をもっているからこそ培われた能力を最大限に活かす。
視覚に頼らず使うことができる能力ももちろん活かす。
そういったものに目を向けていくだけで、
視覚に障害を持った人たちの仕事の場、生活の場、そして楽しみの場はぐんと広がるのです。


私たちの生活している社会が、本当の意味で「わたしたちみんな」のものになるためには、
様々なハードルが存在します。
しかし、ちょっと目線を変えてみましょう。
私たちは当然、「個人差」として、ひとそれぞれに能力の違いを持っています。
その能力の違いを時に補い、時には最大限に発揮するための舞台がありさえずれば、
もっともっと輝くことのできる人は多くなるのです。
浦山さんはその「場」を作り出そうとしています。


記者時代に取材を通して多くの人に知り合えたことが財産であると語る浦山亜希さん。

浦山さんの口から次々とあふれ出てくる言葉に惹きつけられ時間はあっという間に過ぎていきました。
自身の今後目指すものについて目を輝かせながら語る姿はいきいきと輝き、とても魅力的です。

今回のカフェでは、毎回恒例になりつつある「来場者さん自己紹介コーナー(とさっき命名しました。笑)」にて、
それぞれの来場者さんから、福祉やソーシャルビジネスに対する想いや、
浦山さんのお話をきいての驚き、
そして質問など数多くいただくこともできました。

今回も来場者さんからいろんなご意見がでました。

こうやってまた人とのつながりが生まれ、
自分とは違う考え方にふれあうことを大切に思うことができる。
そんな空間づくりも、様々な人が能力や資質を認め合い、補いあうことへの
小さな一歩なんじゃないかな、と思ったりもします。

「人生は開かれるのを待っているのではなく、自分でその可能性を信じて開いていくもの」
そんな言葉が思い浮かぶひとときでした。

(八木)


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◇◆次回のご案内◆◇
次回の開催は5月23日(日)
第7回目のテーマは「エスパルスをプロデュース!」
ゲストは、エスパルス 広報室 上田健太郎さんです。
華やかなプロサッカーの世界。普段見ることが出来ないその舞台裏をのぞいてみませんか?
どうぞお楽しみに♪
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コメント
No title
↑代表より、あいさつの図(笑)
よかった
2010/06/18(Fri) 18:55 | URL | 父 | 【編集
No title
おー、お父さん読んでくれたんやー。ありがとう(笑)
2010/06/18(Fri) 22:19 | URL | 娘 | 【編集
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